動物パペットを使いたい理由

ケルザ 動物パペット
ケルザ 熊のブルーノ

ブレーメンの音楽隊、カエルの王子さま、長靴を履いた猫の共通点はなんでしょう?

 

答えは動物。動物が主人公です。メルヘンがメルヘンであるという確実な証拠は、草木や動物が自分の意志や感情を持ち言葉を話すということです。パペットシアターに動物パペットが登場することで、メルヘンや寓話の世界が一気に展開します。

 

メルヘンへの道案内である動物パペットを導入することで家庭でのパペット遊びや人形劇に深みが加わります。

 

ところで、子ども達は動物が大好きです。これは、動物を向かい合うとき、子ども達の中に「守ってあげたい」という本能が呼び起こされるからです。そして、私たち大人が子ども達と向き合う時やはり「守ってあげたい」と感じます。

 

実はこの現象は自然が造り出したものなのです。子ども達と動物のプロポーションを比べると共通点に気づきます。ー 小さなカラダに大きな丸い頭、大きな目。この共通点こそ、大人が子どもを、人間が動物を愛らしく感じる所以なのです。子ども達はこの自然の法則に一層敏感に反応するといえます。

 

さらに、子ども達は動物を性格づけするという作業をいとも簡単にやってのけます。ライオンは強い、ウサギは臆病、蟻は働きもの、と言う具合に。動物パペットを用いる場合は、最初はなるべく中立的な立場で演じ、特定動物に対する子ども達の期待も考慮にいれながら性格づけするとよいでしょう。

 

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